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非政府組織(NGO)としてのハンセン病への取り組み

(IASR Vol. 39 p22-23: 2018年2月号)

世界保健機関(WHO)ハンセン病制圧大使および日本財団会長である笹川陽平は, 「私は, ハンセン病との闘いをオートバイの両輪にたとえている。病気からの解放とスティグマや差別からの解放。このふたつはオートバイの前輪と後輪であり, 両方が機能しなければ前進はない。」 と述べている。現在, 世界各国のNGOは「医療面」と「社会面」の双方から「ハンセン病のない世界」の実現に向けて様々な取り組みを行っている。本稿では, 日本に拠点を置く日本財団を中心に, 世界的なレベルで展開されているNGO活動全般について述べる。

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