国立感染症研究所

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世界におけるペストの現状, 2010~2015年(1)

(IASR Vol. 37 p. 84: 2016年4月号)

ペストは主に小哺乳類に起こる, ノミが媒介する細菌感染症である。地理的には非常に局所的である。ペストの病原体であるYersinia pestisは, 感染ノミによりヒトに感染することがある。ヒトにおけるペスト, 特に敗血症型ペストと肺ペストは重篤である。肺ペストは早期に治療をしなければ致命的であり, 感染性も高い。直接的なヒトとヒトの接触で重大な集団発生が起こりうる。このような状況から, ペストは医学的にも公衆衛生的にも緊急性を要する感染症である。

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