(IASR Vol. 40 p81-82: 2019年5月号)
国立感染症研究所(感染研)細菌第一部では2014年シーズンから腸管出血性大腸菌O157, O26, O111, 2017年からさらにO103, O121, O145, O165, O91について, 反復配列多型解析(multilocus variable-number tandem repeat analysis; MLVA)法による分子疫学サーベイランスを行っている。本稿では2018年3月20日時点における, 2018年分離株のMLVA法による解析結果をまとめた。