IASR-logo
 

風しんの全数検査移行に伴う地方衛生研究所の対応状況―愛知県

(IASR Vol. 40 p133-134:2019年8月号)

1.はじめに

一部改正「風しんに関する特定感染症予防指針」1)の2018(平成30)年1月適用に伴い, 愛知県も2018年より, 風しん疑い事例には原則として全数にウイルス遺伝子検査を実施する体制に移行した。本稿では全数検査対応について, 愛知県衛生研究所が担当しているウイルス検査(名古屋市内医療機関提出分を除く), および患者情報提供(名古屋市はじめ保健所設置市からの報告を含む)を中心に述べる。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan