(IASR Vol. 40 p137-138:2019年8月号)
風疹の抗体価測定は, 従来より赤血球凝集抑制試験(hemagglutination inhibition test:HI法)により実施され, 一般的にHI抗体価が発症予防や予防接種が必要な目安として用いられてきた。しかし, HI法は血清の希釈列の作成が必要であり, 一度に多数の検体を測定するのは煩雑であることや, 使用する血球の動物種が限定されている等の課題がある。
続きを読む: 風疹HI抗体価(1:8以下)の読み替えに関する検討
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