(IASR Vol. 40 p154-155:2019年9月号)
2018(平成30)年6月, 京都市内の医療機関から複数のA型肝炎患者発生の届出が本市にあり, それぞれの患者について感染症および食中毒の両面による調査を実施したところ, 飲食店Bを共通利用していることが判明した。患者らの疫学調査および喫食調査の結果, 同一日に飲食店Bの利用はなかったが, 他に感染症を疑うエピソードもないことから, 食中毒が強く疑われた。
続きを読む: A型肝炎ウイルスによる食中毒
6 / 9 ページ
Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan