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2018年のA型肝炎アウトブレイクにおける感染経路の特徴―大阪市

(IASR Vol. 40 p153-154:2019年9月号)

A型肝炎は, A型肝炎ウイルス(HAV)感染によって引き起こされる急性肝炎であり, 感染症法第12条第1項の規定により診断後, 直ちに届出が必要な4類感染症である。大阪市では, 2010年の健感発第0426第2号・食安監発0426第4号「A型肝炎発生届受理時の検体の確保等について」に基づいて検体確保に努め, 検査によって判明したHAV塩基配列を国立感染症研究所へ送付し, 分子疫学的手法による遺伝子解析等を依頼している。

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan