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〈第4週コメント〉 1月29日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(54.12)、大分県(39.62)、宮崎県(37.86)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は807例と前週と比較して増加した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(75例)、1~9歳(232例)、10代(45例)、20代(17例)、30代(25例)、40代(22例)、50代(37例)、60代(76例)、70代(118例)、80歳以上(160例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は2,018例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約75%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は島根県(1.87)、鹿児島県(1.51)、鳥取県(1.21)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は山形県(6.40)、新潟県(5.49)、鳥取県(4.32)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(21.44)、鹿児島県(21.25)、富山県(20.24)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(3.08)、岩手県(3.03)、宮崎県(3.00)である。手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.61)、熊本県(1.06)、福岡県(0.65)である。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.09)、徳島県(0.04)、茨城県(0.03)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.26)、佐賀県(0.13)、大分県(0.11)である。
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〈第3週コメント〉 1月22日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(36.74)、宮崎県(19.58)、岐阜県(19.13)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は515例と前週と比較して増加した。都道府県別では45都道府県から報告があり、年齢別では0歳(51例)、1~9歳(162例)、10代(19例)、20代(9例)、30代(11例)、40代(17例)、50代(30例)、60代(48例)、70代(76例)、80歳以上(92例)であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は富山県(1.00)、岐阜県(0.80)、青森県(0.67)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は3週連続で増加した。都道府県別では23都道府県から41例報告があり、年齢別では0歳(13例)、1~4歳(21例)、5~9歳(5例)、40代(1例)、70歳以上(1例)であった。 〈12月コメント〉 ◆性感染症について(1月10日集計分、26~29ページ「グラフ総覧」参照) 4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2013年12月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は973(産婦人科・産科・婦人科:468、泌尿器科:410、皮膚科:83、性病科:12)であった。
性器ヘルペスウイルス感染症:定点当たり報告数0.74(男性0.28、女性0.47)
感染症法が施行された1999年4月以降について、若年層(15~29歳)における各疾患の定点当たり報告数を男女別・月別に(図4:PDF参照)に示した。性器クラミジア感染症は男女ともに2003年以降減少傾向がみられた後、男性では2009年以降、女性では2010年以降は減少が鈍化していた。性器ヘルペスウイルス感染症は男性では2007年から減少傾向だが、2010年以降はほぼ横ばいであり、女性では2006年以降減少傾向がみられた後、2009年以降は増減を繰り返し、ほぼ横ばいであった。尖圭コンジローマは男女ともに2006年以降減少傾向がみられた後、2010年以降はほぼ横ばいであった。淋菌感染症は男性では2003年以降、女性では2004年以降減少傾向がみられた後、男女ともに2007年以降はほぼ横ばいであった。
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〈第1週コメント〉 1月9日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(13.10)、岐阜県(8.17)、高知県(6.50)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は162例と前週と比較して増加した。都道府県別では42都道府県から報告があり、年齢別では0歳(9例)、1~9歳(38例)、10代(10例)、20代(6例)、30代(7例)、40代(2例)、50代(7例)、60代(12例)、70代(32例)、80歳以上(39例)であった。
基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は岐阜県(0.60)、岩手県(0.53)、福島県(0.43)、沖縄県(0.43)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は増加した。都道府県別では21都道県から33例報告があり、年齢別では0歳(5例)、1~4歳(14例)、5~9歳(4例)、10代(2例)、20代(1例)、30代(3例)、40代(1例)、60代(1例)、70歳以上(2例)であった。
〈第2週コメント〉 1月15日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(19.90)、鹿児島県(9.28)、岐阜県(8.91)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は292例と前週と比較して増加した。都道府県別では46都道府県から報告があり、年齢別では0歳(17例)、1~9歳(93例)、10代(9例)、20代(4例)、30代(5例)、40代(9例)、50代(14例)、60代(33例)、70代(46例)、80歳以上(62例)であった。 小児科定点報告疾患(主なもの):RSウイルス感染症の報告数は2,637例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約83%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は島根県(1.61)、富山県(1.59)、宮崎県(1.39)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(3.38)、山口県(3.26)、山形県(3.07)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(21.25)、鹿児島県(18.11)、高知県(15.50)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(4.41)、佐賀県(3.83)、岩手県(3.70)である。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(0.56)、鹿児島県(0.51)、熊本県(0.48)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.09)、沖縄県(0.09)、宮崎県(0.06)、鳥取県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(0.31)、愛媛県(0.19)、香川県(0.07)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.40)、沖縄県(0.86)、宮城県(0.83)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は2週連続で増加した。都道府県別では24都道府県から38例報告があり、年齢別では0歳(9例)、1~4歳(20例)、5~9歳(5例)、10代(3例)、20代(1例)であった。 |
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〈第52週コメント〉 1月7日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は鹿児島県(5.87)、長崎県(5.31)、高知県(4.96)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は79例と前週と比較して増加した。都道府県別では30都道府県から報告があり、年齢別では0歳(5例)、1~9歳(24例)、10代(12例)、20代(2例)、30代(3例)、40代(3例)、50代(3例)、60代(5例)、70代(11例)、80歳以上(11例)であった。
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〈第51週コメント〉 12月25日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は山口県(5.12)、鹿児島県(4.67)、高知県(3.92)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は70例と前週と比較して増加した。都道府県別では27都道府県から報告があり、年齢別では0歳(3例)、1~9歳(20例)、10代(2例)、20代(1例)、30代(3例)、40代(2例)、50代(1例)、60代(6例)、70代(9例)、80歳以上(23例)であった。 小児科定点報告疾患(主なもの):RSウイルス感染症の報告数は4,087例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約72%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いており、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は佐賀県(2.91)、島根県(2.65)、富山県(2.62)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は山形県(6.53)、北海道(5.11)、福岡県(4.80)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いており、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は埼玉県(34.72)、群馬県(30.02)、東京都(29.43)である。水痘の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は新潟県(4.39)、富山県(3.55)、青森県(3.49)である。手足口病の定点当たり報告数は第45週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は佐賀県(3.17)、鹿児島県(2.45)、宮崎県(1.81)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は大分県(0.06)、沖縄県(0.06)、鳥取県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は愛媛県(0.27)、香川県(0.20)、福井県(0.18)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は富山県(1.40)、青森県(1.33)、高知県(1.00)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は2週連続で増加した。都道府県別では21都道府県から39例報告があり、年齢別では0歳(10例)、1~4歳(23例)、5~9歳(3例)、20代(1例)、70歳以上(2例)であった。 |
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〈第50週コメント〉 12月18日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は山口県(4.24)、鹿児島県(3.01)、高知県(2.44)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は42例と前週と比較して増加した。都道府県別では23都道府県から報告があり、年齢別では0歳(2例)、1~9歳(11例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(1例)、40代(3例)、50代(2例)、60代(2例)、70代(9例)、80歳以上(10例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は報告数は4,385例と横ばいであった。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約71%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いており、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は宮崎県(2.11)、鹿児島県(2.07)、島根県(2.04)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は山形県(6.27)、新潟県(4.56)、北海道(4.47)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は埼玉県(30.77)、群馬県(28.38)、東京都(26.48)である。水痘の定点当たり報告数は第46週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は福井県(3.86)、新潟県(3.74)、佐賀県(3.52)である。手足口病の定点当たり報告数は第45週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は宮崎県(3.44)、鹿児島県(2.78)、佐賀県(2.22)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は沖縄県(0.06)、滋賀県(0.03)、広島県(0.03)、福岡県(0.03)、宮崎県(0.03)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第31週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は富山県(0.17)、滋賀県(0.13)、香川県(0.13)、沖縄県(0.12)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.60)、宮城県(1.42)、岩手県(1.16)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)は増加した。都道府県別では14都府県から19例報告があり、年齢別では0歳(5例)、1~4歳(9例)、5~9歳(4例)、10代(1例)であった。 〈11月コメント〉 ◆性感染症について(12月13日集計分、29~32ページ「グラフ総覧」参照) 4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2013年11月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は972(産婦人科・産科・婦人科:467、泌尿器科:410、皮膚科:83、性病科:12)であった。
性器ヘルペスウイルス感染症:定点当たり報告数0.72(男性0.28、女性0.44)
感染症法が施行された1999年4月以降について、若年層(15~29歳)における各疾患の定点当たり報告数を男女別・月別に(図4:PDF参照)に示した。性器クラミジア感染症は男女ともに2003年以降減少傾向がみられた後、男性では2009年以降、女性では2010年以降は減少が鈍化していた。性器ヘルペスウイルス感染症は男性では2007年から減少傾向だが、2010年以降はほぼ横ばいであり、女性では2006年以降減少傾向がみられた後、2009年以降は増減を繰り返し、ほぼ横ばいであった。尖圭コンジローマは男女ともに2006年以降減少傾向がみられた後、2010年以降はほぼ横ばいであった。淋菌感染症は男性では2003年以降、女性では2004年以降減少傾向がみられた後、男女ともに2007年以降はほぼ横ばいであった。
●発生動向の概要 |