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〈第35週コメント〉 9月3日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,234例と第31週以降増加が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は群馬県(1.25)、京都府(0.95)、沖縄県(0.88)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県(1.47)、島根県(1.43)、福岡県(1.43)、長野県(1.35)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(8.11)、宮崎県(6.17)、岡山県(6.00)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福井県(1.86)、愛媛県(0.97)、宮崎県(0.92)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は石川県(4.59)、佐賀県(3.65)、福岡県(2.78)である。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は山梨県(0.33)、鳥取県(0.21)、沖縄県(0.15)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は横ばいであったが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(7.79)、福島県(6.93)、山形県(6.83)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.00)、神奈川県(0.90)、岩手県(0.84)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。3県から5例報告があり、年齢別では1~4歳(3例)、5~9歳(2例)であった。 |
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〈第34週コメント〉 8月27日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は725例と第31週以降増加が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約81%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は群馬県(1.40)、富山県(0.83)、長野県(0.83)、静岡県(0.80)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は島根県(1.52)、鹿児島県(1.35)、鳥取県(1.32)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(7.11)、島根県(6.17)、宮崎県(6.11)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.19)、福井県(1.18)、広島県(1.10)である。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は石川県(4.79)、佐賀県(3.65)、大分県(2.19)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.18)、鳥取県(0.11)、長野県(0.06)、熊本県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続して減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(7.25)、長野県(5.68)、山形県(5.26)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福島県(2.14)、宮城県(1.00)、北海道(0.61)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は横ばいであった。熊本県から1例報告があり、年齢別では1~4歳であった。 |
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〈第33週コメント〉 8月20日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.64)、香川県(0.12)、岐阜県(0.06)、滋賀県(0.06)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は5例と前週と比較して増加し、5道県から報告があった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は593例と3週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約84%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は群馬県(1.05)、京都府(0.82)、奈良県(0.79)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は佐賀県(1.09)、福井県(1.05)、島根県(1.04)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は大分県(5.86)、宮崎県(5.86)、島根県(5.35)、香川県(5.10)である。水痘の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福井県(1.64)、宮崎県(1.28)、大分県(1.06)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は佐賀県(3.57)、石川県(3.41)、大分県(2.61)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.15)、千葉県(0.06)、北海道(0.05)、福岡県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続して減少した。都道府県別の上位3位は新潟県(7.34)、長野県(6.23)、山形県(5.44)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は青森県(1.00)、石川県(1.00)、宮城県(0.83)、富山県(0.80)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は第21週以降減少が続いている。沖縄県から1例報告があり、年齢別では0歳であった。 〈7月コメント〉 ◆性感染症について(8月13日集計分、20~23ページ「グラフ総覧」参照) 4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2014年7月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は976(産婦人科・産科・婦人科:471、泌尿器科:407、皮膚科:86、性病科:12)であった。 ●発生動向の概要
性器ヘルペスウイルス感染症:定点当たり報告数0.79(男性0.30、女性0.49) 尖圭コンジローマ:定点当たり報告数0.55(男性0.34、女性0.22) 淋菌感染症:定点当たり報告数0.91(男性0.70、女性0.21) ●若年層における定点当たり報告数推移
●発生動向の概要 |
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〈第32週コメント〉 8月13日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は551例と2週連続で増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約83%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は群馬県(1.03)、京都府(0.99)、島根県(0.96)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は島根県(2.26)、山口県(1.59)、福岡県(1.57)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(8.22)、愛媛県(5.62)、宮崎県(5.33)である。水痘の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福井県(1.59)、長野県(1.06)、大分県(1.06)、香川県(0.93)である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は石川県(3.69)、福岡県(3.58)、大分県(2.81)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は和歌山県(0.13)、沖縄県(0.12)、兵庫県(0.11)、鳥取県(0.11)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は長野県(10.06)、山形県(9.97)、新潟県(9.26)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.40)、石川県(1.20)、長崎県(0.92)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は第21週以降減少が続いている。4県から4例報告があり、年齢別では1~4歳(2例)、10代(2例)であった。 |
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〈第31週コメント〉 8月6日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は446例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.19)、北海道(1.13)、静岡県(1.04)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は島根県(1.83)、新潟県(1.79)、福岡県(1.73)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(7.06)、島根県(5.78)、鹿児島県(5.75)である。水痘の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は福井県(2.14)、宮崎県(1.28)、大分県(1.03)である。手足口病の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は福岡県(4.12)、石川県(4.10)、大分県(3.67)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鳥取県(0.37)、沖縄県(0.29)、広島県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は長野県(8.87)、山形県(8.47)、新潟県(7.92)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(1.40)、青森県(1.17)、石川県(0.60)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は第21週以降減少が続いている。5都県から5例報告があり、年齢別では0歳(2例)、1~4歳(3例)であった。 |
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〈第30週コメント〉 7月30日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は370例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約76%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は北海道(1.41)、群馬県(1.33)、長野県(1.11)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は第23週以降減少が続いているが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は島根県(2.00)、福岡県(1.88)、愛媛県(1.84)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は第22週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は大分県(6.56)、宮崎県(5.67)、岡山県(5.43)である。水痘の定点当たり報告数は第24週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は佐賀県(1.65)、福井県(1.50)、長野県(1.48)である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福岡県(5.18)、大分県(3.56)、石川県(3.45)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.24)、熊本県(0.08)、大分県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山梨県(7.58)、東京都(7.36)、埼玉県(6.54)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は富山県(1.20)、高知県(0.75)、青森県(0.67)、長崎県(0.67)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は第21週以降減少が続いている。6都道県から7例報告があり、年齢別では0歳(2例)、1~4歳(2例)、5~9歳(1例)、60代(1例)、70歳以上(1例)であった。 |