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〈第10週コメント〉 3月12日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は宮城県(38.99)、福井県(38.94)、岩手県(37.86)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は615例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(36例)、1~9歳(220例)、10代(45例)、20代(7例)、30代(17例)、40代(19例)、50代(26例)、60代(54例)、70代(91例)、80歳以上(100例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は874例と第5週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は島根県(3.00)、石川県(1.17)、鹿児島県(1.13)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(7.07)、新潟県(5.44)、富山県(4.83)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は大分県(15.97)、宮崎県(14.53)、山形県(14.20)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は石川県(4.00)、福井県(2.77)、沖縄県(2.50)である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(0.78)、熊本県(0.60)、福岡県(0.44)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.12)、長崎県(0.07)、鳥取県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は大分県(0.17)、滋賀県(0.16)、徳島県(0.13)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は富山県(1.60)、青森県(1.17)、福島県(1.14)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では31都道府県から80例報告があり、年齢別では0歳(13例)、1~4歳(51例)、5~9歳(11例)、10代(1例)、40代(1例)、50代(1例)、70歳以上(2例)であった。 |
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〈第9週コメント〉 3月5日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は福井県(51.66)、大分県(42.14)、福岡県(41.56)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は851例と前週と比較して増加した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(55例)、1~9歳(287例)、10代(57例)、20代(22例)、30代(19例)、40代(24例)、50代(52例)、60代(80例)、70代(110例)、80歳以上(145例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,015例と第5週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は鳥取県(1.32)、富山県(1.31)、島根県(1.30)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は山形県(5.73)、新潟県(5.31)、富山県(4.45)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は大分県(15.11)、宮崎県(14.39)、鹿児島県(13.60)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(2.68)、石川県(2.21)、鹿児島県(2.09)である。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(1.28)、宮崎県(0.92)、石川県(0.48)である。百日咳の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.09)、長崎県(0.07)、鳥取県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.18)、大分県(0.11)、沖縄県(0.09)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は福島県(1.71)、富山県(1.40)、青森県(1.00)、栃木県(1.00)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では24都府県から85例報告があり、年齢別では0歳(14例)、1~4歳(58例)、5~9歳(9例)、10代(3例)、70歳以上(1例)であった。 |
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〈第8週コメント〉 2月26日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は大分県(49.33)、福井県(43.16)、福岡県(42.91)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は719例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(56例)、1~9歳(254例)、10代(51例)、20代(13例)、30代(14例)、40代(21例)、50代(35例)、60代(58例)、70代(96例)80歳以上(121例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,162例と第5週以降減少が続いている。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は島根県(2.26)、宮崎県(1.53)、石川県(1.28)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は山形県(6.60)、新潟県(5.59)、富山県(4.66)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は大分県(16.06)、宮崎県(13.61)、鹿児島県(13.38)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は石川県(3.62)、沖縄県(2.35)、佐賀県(2.09)である。手足口病の定点当たり報告数は第5週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は熊本県(0.98)、宮崎県(0.78)、福岡県(0.32)である。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.12)、長崎県(0.09)、佐賀県(0.04)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位2位は熊本県(0.14)、佐賀県(0.13)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は沖縄県(1.14)、富山県(1.00)、栃木県(0.86)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。都道府県別では31都道府県から57例報告があり、年齢別では0歳(10例)、1~4歳(40例)、5~9歳(2例)、10代(2例)、50代(1例)、60代(1例)、70歳以上(1例)であった。 |
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〈第7週コメント〉 2月19日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は大分県(50.21)、北海道(42.60)、福岡県(40.30)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は793例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(61例)、1~9歳(298例)、10代(47例)、20代(11例)、30代(13例)、40代(16例)、50代(30例)、60代(73例)、70代(112例)、80歳以上(132例)であった。
〈1月コメント〉 ◆性感染症について(2月12日集計分、29~32ページ「グラフ総覧」参照) 4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2014年1月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は973(産婦人科・産科・婦人科:469、泌尿器科:408、皮膚科:84、性病科:12)であった。
性器ヘルペスウイルス感染症:定点当たり報告数0.71(男性0.29、女性0.42)
感染症法が施行された1999年4月以降について、若年層(15~29歳)における各疾患の定点当たり報告数を男女別・月別に(図4:PDF参照)に示した。性器クラミジア感染症は男女ともに2003年以降減少傾向がみられた後、男性では2009年以降、女性では2010年以降は減少が鈍化していた。性器ヘルペスウイルス感染症は男性では2007年から減少傾向だが、2010年以降はほぼ横ばいであり、女性では2006年以降減少傾向がみられた後、2009年以降は増減を繰り返し、ほぼ横ばいであった。尖圭コンジローマは男女ともに2006年以降減少傾向がみられた後、2010年以降はほぼ横ばいであった。淋菌感染症は男性では2003年以降、女性では2004年以降減少傾向がみられた後、男女ともに2007年以降はほぼ横ばいであった。
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〈第6週コメント〉 2月12日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は大分県(52.38)、群馬県(43.08)、埼玉県(41.77)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は925例と前週と比較して減少した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(64例)、1~9歳(329例)、10代(65例)、20代(15例)、30代(25例)、40代(32例)、50代(47例)、60代(87例)、70代(125例)、80歳以上(136例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,595例と2週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は石川県(1.55)、島根県(1.48)、鹿児島県(1.33)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は山形県(5.17)、新潟県(5.11)、北海道(4.13)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は大分県(17.08)、山形県(14.67)、鹿児島県(14.51)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は石川県(3.79)、宮崎県(2.64)、新潟県(2.33)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.86)、熊本県(1.20)、福岡県(0.58)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(0.12)、長崎県(0.09)、長野県(0.07)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.14)、沖縄県(0.12)、宮崎県(0.11)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は埼玉県(1.40)、岡山県(1.00)、島根県(0.75)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。都道府県別では18都道府県から59例報告があり、年齢別では0歳(10例)、1~4歳(39例)、5~9歳(8例)、70歳以上(2例)であった。 |
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〈第5週コメント〉 2月5日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第43週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(68.98)、大分県(60.03)、宮崎県(56.08)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は1,016例と前週と比較して増加した。都道府県別では47都道府県から報告があり、年齢別では0歳(94例)、1~9歳(311例)、10代(62例)、20代(16例)、30代(32例)、40代(35例)、50代(53例)、60代(89例)、70代(147例)、80歳以上(177例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は1,860例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約73%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は横ばいであったが、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は島根県(2.39)、福井県(1.68)、佐賀県(1.52)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は新潟県(5.46)、山口県(4.68)、山形県(4.17)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は大分県(20.61)、福井県(17.68)、山形県(17.07)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福井県(2.32)、新潟県(2.05)、宮崎県(1.83)である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(1.67)、熊本県(1.18)、福岡県(0.63)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位2位は沖縄県(0.15)、宮崎県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.12)、鹿児島県(0.09)、沖縄県(0.09)、福岡県(0.07)である。
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