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〈第23週コメント〉 6月11日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(5.29)、山形県(0.75)、鹿児島県(0.72)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は14例と前週と比較して減少し、12府県から報告があった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は252例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約77%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第20週以降増加が続いており、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は福井県(2.77)、富山県(1.97)、鹿児島県(1.82)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は島根県(4.96)、福岡県(4.39)、山形県(4.37)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で減少した。都道府県別の上位3位は愛媛県(14.46)、福井県(12.45)、大分県(10.81)である。水痘の定点当たり報告数は横ばいであった。都道府県別の上位3位は岩手県(2.93)、長野県(2.49)、新潟県(2.36)である。手足口病の定点当たり報告数は第20週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は大分県(4.00)、宮崎県(3.17)、鹿児島県(2.27)である。百日咳の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.20)、徳島県(0.13)、大分県(0.11)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は熊本県(3.28)、山口県(2.26)、大分県(1.78)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は長野県(0.82)、富山県(0.80)、高知県(0.75)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は3週連続で減少した。36道府県から148例報告があり、年齢別では0歳(17例)、1~4歳(110例)、5~9歳(19例)、10代(2例)であった。 |
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〈第22週コメント〉 6月4日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(6.97)、山形県(1.69)、岩手県(1.66)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は25例と前週と比較して減少し、13都県から報告があった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は273例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約70%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は福井県(2.23)、石川県(1.90)、富山県(1.72)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は山形県(5.13)、鳥取県(5.05)、新潟県(5.00)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少したが、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は福井県(15.91)、愛媛県(15.35)、長野県(12.93)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は新潟県(2.84)、大分県(2.53)、富山県(2.41)である。手足口病の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(3.47)、大分県(2.86)、熊本県(2.06)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は鳥取県(0.21)、愛媛県(0.14)、徳島県(0.09)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第19週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は熊本県(3.28)、山口県(1.46)、大分県(1.44)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は青森県(1.67)、富山県(1.40)、宮城県(1.00)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は2週連続で減少した。41都道府県から224例報告があり、年齢別では0歳(35例)、1~4歳(154例)、5~9歳(31例)、10代(1例)、20代(1例)、30代(1例)、60代(1例)であった。 |
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〈第21週コメント〉 5月28日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(7.64)、山形県(2.94)、岩手県(2.11)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は33例と前週と比較して増加した。17道府県から報告があり、年齢別では0歳(1例)、1~9歳(11例)、10代(2例)、20代(1例)、40代(3例)、50代(1例)、60代(6例)、70代(3例)、80歳以上(5例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は262例と減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約74%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は福井県(1.73)、鹿児島県(1.60)、石川県(1.59)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(5.52)、福岡県(5.21)、鳥取県(5.00)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は愛媛県(15.35)、福井県(14.09)、大分県(12.89)である。水痘の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮崎県(2.39)、長野県(2.15)、富山県(2.03)である。手足口病の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(2.64)、熊本県(2.48)、大分県(2.17)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は鳥取県(0.11)、長崎県(0.07)、宮崎県(0.06)、沖縄県(0.06)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(3.32)、佐賀県(1.57)、山口県(0.96)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は宮城県(1.08)、富山県(1.00)、秋田県(0.63)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は減少した。43都道府県から300例報告があり、年齢別では0歳(43例)、1~4歳(207例)、5~9歳(36例)、10代(5例)、20代(1例)、30代(2例)、40代(2例)、60代(2例)、70歳以上(2例)であった。 |
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〈第20週コメント〉 5月21日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は第17週以降減少が続いている。都道府県別の上位3位は沖縄県(8.05)、山形県(4.25)、長野県(2.08)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は32例と前週と比較して減少した。16都道府県から報告があり、年齢別では1~9歳(15例)、30代(1例)、40代(1例)、50代(2例)、60代(2例)、70代(6例)、80歳以上(5例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は299例と増加した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約84%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は富山県(1.76)、鹿児島県(1.65)、宮崎県(1.19)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は新潟県(5.44)、山形県(4.73)、鳥取県(4.37)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は愛媛県(15.62)、福井県(15.59)、大分県(13.81)である。水痘の定点当たり報告数は第17週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は福井県(2.73)、新潟県(2.70)、福岡県(2.23)である。手足口病の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(2.22)、宮崎県(2.14)、大分県(1.17)である。百日咳の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(0.08)、宮崎県(0.06)、沖縄県(0.06)、鹿児島県(0.05)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は熊本県(2.40)、佐賀県(1.09)、大分県(0.75)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は富山県(2.00)、高知県(1.13)、青森県(1.00)、長野県(1.00)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は増加した。43都道府県から314例報告があり、年齢別では0歳(38例)、1~4歳(224例)、5~9歳(43例)、10代(4例)、30代(2例)、40代(1例)、60代(1例)、70歳以上(1例)であった。 〈4月コメント〉 ◆性感染症について(5月12日集計分、20~23ページ「グラフ総覧」参照) 4つの性感染症(性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症)は性感染症定点医療機関(全国約1,000カ所)から毎月報告される。2014年4月分の報告を行った性感染症定点医療機関数は970(産婦人科・産科・婦人科:470、泌尿器科:403、皮膚科:85、性病科:12)であった。
性器ヘルペスウイルス感染症:定点当たり報告数0.73(男性0.28、女性0.46) 尖圭コンジローマ:定点当たり報告数0.48(男性0.26、女性0.21) 淋菌感染症:定点当たり報告数0.77(男性0.64、女性0.13) ●若年層における定点当たり報告数推移
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〈第19週コメント〉 5月14日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は3週連続で減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(8.55)、岩手県(3.73)、福島県(3.26)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は64例と前週と比較して減少した。24都道府県から報告があり、年齢別では0歳(6例)、1~9歳(18例)、10代(4例)、30代(1例)、40代(2例)、50代(4例)、60代(5例)、70代(11例)、80歳以上(13例)であった。
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〈第17週コメント〉 4月30日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(12.85)、福島県(11.71)、岩手県(10.88)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は135例と前週と比較して減少した。32都道府県から報告があり、年齢別では0歳(6例)、1~9歳(54例)、10代(15例)、20代(4例)、30代(3例)、40代(4例)、50代(4例)、60代(8例)、70代(18例)、80歳以上(19例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症の報告数は435例と2週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約76%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してかなり多い。都道府県別の上位3位は島根県(3.09)、宮崎県(1.92)、富山県(1.59)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は山形県(5.60)、新潟県(5.33)、富山県(4.31)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は宮崎県(18.31)、大分県(17.36)、福井県(15.45)である。水痘の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は石川県(2.28)、鹿児島県(2.04)、福井県(1.86)である。手足口病の定点当たり報告数は第14週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は熊本県(2.34)、大分県(2.08)、宮崎県(1.69)である。百日咳の定点当たり報告数は3週連続で増加した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.27)、福井県(0.09)、鹿児島県(0.09)、愛媛県(0.08)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は第13週以降増加が続いている。都道府県別の上位3位は佐賀県(1.04)、熊本県(0.94)、大分県(0.92)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は青森県(1.33)、岐阜県(1.20)、長野県(0.82)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は3週連続で増加した。37都道府県から328例報告があり、年齢別では0歳(39例)、1~4歳(236例)、5~9歳(39例)、10代(9例)、20代(1例)、30代(1例)、60代(2例)、70歳以上(1例)であった。
〈第18週コメント〉 5月8日集計分 ◆全数報告の感染症 注意:これは当該週に診断された報告症例の集計です。しかし、迅速に情報還元するために期日を決めて集計を行いますので、当該週に診断された症例の報告が集計の期日以降に届くこともあります。それらについては一部を除いて発生動向総覧では扱いませんが、翌週あるいはそれ以降に、巻末の表の累積数に加えられることになります。 *感染経路、感染原因、感染地域については、確定あるいは推定として記載されていたものを示します。
全国の指定された医療機関(定点)から報告され、疾患により小児科定点(約3,000 カ所)、インフルエンザ(小児科・内科)定点(約5,000 カ所)、眼科定点(約600 カ所)、基幹定点(約500 カ所)に分かれています。また、定点当たり報告数は、報告数/定点医療機関数です。 インフルエンザ:定点当たり報告数は増減少した。都道府県別の上位3位は沖縄県(10.26)、山形県(9.40)、岩手県(8.20)である。基幹定点からのインフルエンザ入院サーベイランスにおける報告数は132例と前週と比較して減少した。34都道府県から報告があり、年齢別では0歳(5例)、1~9歳(37例)、10代(12例)、20代(4例)、30代(4例)、40代(3例)、50代(5例)、60代(12例)、70代(20例)、80歳以上(30例)であった。 小児科定点報告疾患:RSウイルス感染症のRSウイルス感染症の報告数は353例と3週連続で減少した。年齢別では1歳以下の報告数が全体の約78%を占めている。咽頭結膜熱の定点当たり報告数は第15週以降増加が続いており、過去5年間の同時期(前週、当該週、後週)と比較してやや多い。都道府県別の上位3位は鹿児島県(1.95)、宮崎県(1.80)、富山県(1.69)、石川県(1.69)である。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は山形県(3.97)、新潟県(3.79)、石川県(3.41)である。感染性胃腸炎の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は福井県(16.36)、宮崎県(15.57)、大分県(14.00)である。水痘の定点当たり報告数は2週連続で増加した。都道府県別の上位3位は福井県(2.45)、沖縄県(2.24)、新潟県(2.00)である。手足口病の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は熊本県(2.42)、宮崎県(1.86)、大分県(1.61)である。百日咳の定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は長崎県(0.30)、沖縄県(0.12)、大分県(0.08)である。ヘルパンギーナの定点当たり報告数は減少した。都道府県別の上位3位は熊本県(1.08)、佐賀県(0.74)、大分県(0.39)である。 基幹定点報告疾患:マイコプラズマ肺炎の定点当たり報告数は増加した。都道府県別の上位3位は福島県(2.29)、青森県(1.67)、富山県(1.40)である。感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点当たり報告数は第15週以降増加が続いている。42都道府県から375例報告があり、年齢別では0歳(45例)、1~4歳(257例)、5~9歳(56例)、10代(8例)、20代(2例)、30代(2例)、50代(1例)、60代(1例)、70歳以上(3例)であった。 |