(IDWR 2001年第45号掲載) オウム病はオウム病クラミジア(Chlamydia psittaci 以下C. psittaci)による人獣共通感染症である。 感染様式としては、病鳥の排泄物からのC. psittaci の吸入が主体であるが、口移しの給餌や噛まれて感染することもまれにある(図1)。 飼育しているトリから複数の家族が同時に感染し発症する家族内発生も、ときに認められる。オウム病の潜伏期...
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