わが国では2007年12月に「麻しんに関する特定感染症予防指針(以下、指針)」が告示され、麻しん排除に向けて対策が強化された。これにより、2008年には11,013例であった報告数は激減し、日本で長年流行がみられていた遺伝子型D5の麻疹ウイルスも2010年5月を最後に検出されなくなった。このような状況のもと、2015年3月27日に、WHO西太平洋地域事務局により、日本は麻しんの排除状態にあることが認定された。
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