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風疹とは

(2013年05月07日改訂) 風疹(rubella)は、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。症状は不顕性感染から、重篤な合併症併発まで幅広く、臨床症状のみで風疹と...

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先天性風疹症候群とは

 免疫のない女性が妊娠初期に風疹に罹患すると、風疹ウイルスが胎児に感染して、出生児に先天性風疹症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こすことがある。

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風疹流行に伴う川崎市の緊急ワクチン接種事業

(IASR Vol. 37 p.204-206: 2016年10月号)

風疹流行に伴う最大の問題は, 妊娠初期の女性が風疹に罹患した場合, 胎児に先天性風疹症候群(congenital rubella syndrome: CRS)が高率に出現することである。2013(平成25)年, 都市部を中心として全国的に風疹患者数が急増したため1), 川崎市を含む全国の自治体ではCRS予防のために風しん含有ワクチンの緊急接種事業を実施した。特に川崎市では, 接種対象者を国が勧奨していた 「妊娠を予定する女性」 および 「妊娠している女性の夫」 だけでなく, 「23歳~39歳の男性」にも拡大し, 全国的にも早い時期から麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を用いて同事業を開始した。当市における風しん含有ワクチンの緊急接種の状況をまとめ, 全国の状況と比較した。

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