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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下の社会活動

(IASR Vol. 41 p180-181: 2020年10月号)

ぷれいす東京は, HIV感染を不安に思う人たちの相談を年間に4,000件, HIV陽性者たちからの相談を2,300件ほど受けている。HIV陽性者とそのパートナー・家族のミーティングには, 年間延べ1,000人ほどが参加している。2020年4月7日にCOVID-19に対する緊急事態宣言が発令され, 4月16日には対象を全国に拡大した。5月25日には首都圏1都3県と北海道の緊急事態宣言が解除され, およそ1カ月半ぶりに全国で解除されることになった。そうした中, HIVとCOVID-19関連の相談が様々な形で寄せられた。その経験をここで共有させていただきたい。

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