(2019年03月27日改訂) エボラ出血熱はエボラウイルスによる感染症であり、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱等とともに、ウイルス性出血熱(viral hemorrhagic fever:VHF)に分類される一疾患である。エボラ出血熱患者が必ずしも出血症状を呈するわけではないことから、国際的にエボラ出血熱に代わってエボラウイルス病(Ebola virus disease: EVD)と呼称されている。以後、EVDと略する。
2014年10月31日国立感染症研究所
エボラ出血熱は、エボラウイルスによるウイルス性出血熱であり、わが国では感染症法において1類感染症に位置づけられている。本疾患はその臨床像において出血症状が必ずしも認められないことから、近年ではエボラウイルス病(Ebola virus disease: EVD)と呼称されることもある。エボラウイルスは主に接触感染でヒトーヒト感染を起こし、EVDは高い致命率を示す。
続きを読む: 西アフリカ諸国におけるエボラ出血熱の流行に関するリスクアセスメント(2014年10月31日現在)
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