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新型コロナウイルス感染症流行下での宮城県における感染性胃腸炎の流行状況

(IASR Vol. 42 p230-232: 2021年10月号)

 
はじめに

 感染性胃腸炎は, 細菌やウイルスを原因とする急性胃腸炎の総称であり, 下痢, 嘔吐, 発熱を主な症状とする。多くはウイルス性によるものであり, 中でもノロウイルスが原因になることが多いため, 例年は冬に発生のピークを迎えている。

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