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沖縄県内における流行性耳下腺炎の流行と重症例に関する積極的疫学調査(2015年)

(IASR Vol. 37 p.192-194: 2016年10月号)

はじめに

流行性耳下腺炎は, ムンプスウイルス(MuV)による感染力の強い感染症で, 飛沫または接触感染により2~3週間の潜伏期間を経て, 耳下腺・舌下腺の腫脹や発熱の症状で発症する。合併症としては, 無菌性髄膜炎や睾丸炎, 卵巣炎および難聴があることが知られる。

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