国立感染症研究所

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Descriptive epidemiology of varicella based on national surveillance data before and after the introduction of routine varicella vaccination with two doses in Japan, 2000–2017.

Saeko Morino, Keiko Tanaka-Taya, Hiroshi Satoh, Satoru Arai, Takuri Takahashi, Tomimasa Sunagawa, Kazunori Oishi.

Vaccine. 2018 ;36(40) :5977-5982. doi: 10.1016/j.vaccine.2018.08.048.

2014年10月、1–2歳で2回の水痘ワクチン接種が定期接種に導入された。この前後における国内水痘発生動向を、感染症発生動向調査における小児科定点報告(2000~2017年)、水痘入院例全数報告(2014年第38週~2017年第37週)への報告状況に基づいて検討した。

定点あたり年間報告数は2000–2011年平均に比べ、2017年時点では全体で77 %、<1歳、1–4歳は88%減少した。入院例は3年間で997人(年齢中央値28歳)報告され、経年的に<5歳の報告数、割合が減少した。1–4歳は合併症併発例数も減少した。推定感染源の病型情報が得られた289人の内30%は帯状疱疹例からの感染であった。定期接種化後、5歳未満を中心とした水痘患者数、入院例の減少が示され、今後、2回接種率の向上、年長児成人の発生動向の注視、帯状疱疹対策の重要性が示唆された。

 epi 2018 3 

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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