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院内提供食が原因と考えられたSalmonella Enteritidis感染症症例の集団発生

(IASR Vol. 43 p294-295: 2022年12月号)
 

 2019年5月下旬~7月上旬に, 香川労災病院(404床の急性期病院)の入院患者においてSalmonella Enteritidis (S. Enteritidis)分離症例の集積が認められた。病院の対策にかかわらず症例発生が続き, 香川県中讃保健所と国立感染症研究所(感染研)感染症疫学センターが7月22日に積極的疫学調査を行った。国内のS. Enteritidis発生状況は不明であるが, 同院では, 2016年4例, 2017年21例, 2018年は2例のS. Enteritidis分離症例を認めていた。

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