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先天梅毒診療の手引き 2023

(IASR Vol. 44 p197-198: 2023年12月号)
 

近年の梅毒罹患数は, 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行期にも減少に転ずることはなく, 女性では20~30代に集積することから, 先天梅毒(congenital syphilis: CS)の増加が懸念される。日本では, 2022年にベンジルペニシリンベンザチンが適応承認を受けるなど, 梅毒診療のアップデートがある。このような現状から, 小児感染症学会員を中心に先天梅毒診療の手引き作成委員会が結成され, エキスパートオピニオンによる診療の手引きが作成, 公開された1)

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