(IASR Vol. 44 p1-2: 2023年1月号)
肺炎球菌(Streptococcus pneumoniae)は, 主に呼吸器感染症を引き起こすグラム陽性球菌である。菌表層の莢膜ポリサッカライド(capsular polysaccharide: CPS)は宿主免疫からの逃避にかかわる最も重要な病原因子であるとともに, 血清型を決定する抗原でもあり, 現在までに少なくとも100種の血清型が知られている。
続きを読む: IASR 44(1), 2023【特集】肺炎球菌感染症 2022年現在
Page 2 of 13
Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan
Top Desktop version