(IDWR 2005年第6号) 中国南部の広東省を起源とした重症な非定型性肺炎の世界的規模の集団発生が、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS: severe acut...
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本調査は, 厚生労働省健康局結核感染症課名にて協力依頼として発出された, 感染症法第15条第2項の規定に基づいた積極的疫学調査(健感発0315第3号, 令和3年3月15日, https://www.mhlw.go.jp/content/000753875.pdf)に基づいて集約された, 医療機関から寄せられた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)新規変異株患者の疫学情報・臨床情報に関する, 第1回目の暫定的なまとめである。2021年4月15日時点の状況を報告する。
掲載日:2021年4月21日
第31回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和3年4月20日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします(第31回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1)。
全国の新規感染者数は、報告日ベースでは、3月上旬以降増加が続いており、直近の1週間では10万人あたり23人となっている。関西圏、首都圏、中京圏のほか多くの自治体で感染者の増加が見られており、増加率も高い水準が続いている。新規感染者数の増加に伴い、3月下旬以降重症者数も急速に増加している。
影響が懸念されるN501Yの変異のある変異株(VOC)の感染者の増加傾向が継続。スクリーニング検査による変異株(VOC)の割合(機械的な試算)は、大阪、兵庫で約8割、東京でも約3割に上昇しており、急速に従来株からの置き換わりが進みつつある。また、現段階では、15歳未満で明らかな感染拡大の傾向は見られない。