SARS、MERS、COVID-19を含むコロナウイルス感染症に関する記事がWebサイト全体から集められて表示されます。
過去のデータ
新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる全国の系統別検出状況(.pdf)
2024年
2023年
2022年
2021年
新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる都道府県別検出状況(.xls)
2024年
2023年
民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる系統別検出状況(.pdf)
2024年
2023年
2022年
民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる各株・系統検出割合の推定(.pdf)
(注)新たな変異株が検出されるなどして各株・系統の置き換わりが認められる期間のみ掲載
2024年
2023年
2022年
<国立感染症研究所のゲノム解析の実施状況及びPANGO系統別検出状況>
国内におけるSARS-CoV-2ゲノム解析 全ゲノム解析数の累積・都道府県別内訳を記載 (.xlsx)
※2023年5月7日時点で終了
2023年
2022年
新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる国内の系統別検出状況(.csv)
※2023年5月11日時点で終了
2023年
2022年
2021年
一般的にウイルスは増殖や感染を繰り返す中で徐々に変異をしてくことが知られており、新型コロナウイルスについても少しずつ変異をしています。大半の変異はウイルスの特性にほとんど影響を及ぼしませんが、一部の変異では、感染・伝播性、重症化リスク、ワクチン・治療薬の効果、診断法などに影響を及ぼすことがあります。 国立感染症研究所では新型コロナウイルスの変異株について迅速リスク評価を行い、「懸念される変異株(VOC)」、「注目すべき変異株(VOI)」、「監視下の変異株(VUM)」に分類しています。
国立感染症研究所による国内における変異株の分類(2023年4月21日時点)
分類 |
定義 |
主な対応 |
該当 変異株 |
懸念される変異株 (VOC; Variants of Concern) |
公衆衛生への影響が大きい感染・伝播性、毒力*、及び治療・ワクチン効果の変化が明らかになった変異株 |
対応 週単位で検出数を公表 ゲノムサーベイランス(国内・検疫) 必要に応じて変異株PCR検査で監視 積極的疫学調査 |
オミクロン※ |
注目すべき変異株 (VOI; Variants of Interest) |
公衆衛生への影響が見込まれる感染・伝播性、毒力、及び治療・ワクチン効果や診断に影響がある可能性がある、又は確実な変異株で、国内侵入・増加の兆候やリスクを認めるもの(以下、例) ・検疫での一定数の検知 ・渡航例等と無関係な国内での検出 ・国内でのクラスター連鎖 ・日本との往来が多い国での急速な増加 |
警戒 週単位で検出数を公表 ゲノムサーベイランス(国内・検疫)で監視 積極的疫学調査 必要に応じて変異株PCR検査の準備
|
該当なし |
監視下の変異株 (VUM; Variants Under Monitoring) |
公衆衛生への影響が見込まれる感染・伝播性、毒力、及び診断・治療・ワクチン効果に影響がある可能性がある変異を有する変異株 また、VOCやVOIに分類された変異株であっても、以下のような状況では、本分類に一定期間位置付ける ・世界的に検出数が著しく減少 ・追加的な疫学的な影響なし ・国内・検疫等での検出が継続的に僅か ・特に懸念される形質変化なし |
監視 発生状況や基本的性状の情報収集 ゲノムサーベイランス(国内・検疫)で監視 週単位で検出数を公表
|
該当なし |
* 毒力virulence: 病原体が引き起こす感染症の重症度の強さ
※ VariantのPango系統やNextstrainクレードといった分類が複雑で覚えにくく、初めて報告された地名などが呼称として使用されていることが、差別や偏見につながることも懸念して、2021年5月より、WHOは代表的なvariantに対してギリシャ文字の呼称を定めている。これまで”variant”の訳語として「変異株」、WHOが呼称を定めたvariantについてそれを用いて「〇〇株」と称してきた(例:B.1.1.7系統=アルファ株、B.1.1.529系統=オミクロン株)。しかし、B.1.1.529系統が主流となって以降、亜系統が広く分岐し、さらにWHOが用いる呼称で総称される系統・亜系統の抗原性等の性質が多様化しており、遺伝的に同一、又はほぼ均一なウイルスの集合体を示す「株」を、WHOが用いる呼称に対応して用いることが適さなくなってきている。そのため、WHOが呼称を定めた各variantについて「アルファ」「オミクロン」のように表現することとした。
なお、「〇〇株」は一般に広く使用されている用語となっており、通称として引き続き用いることを妨げるものではない。
新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる全国の系統別検出状況(.pdf)
新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる都道府県別検出状況(.xls)
民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる系統別検出状況(.pdf)
民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる各株・系統検出割合の推定(.pdf)
(注)新たな変異株が検出されるなどして各株・系統の置き換わりが認められる期間のみ掲載
第1版(2022年12月20日(2023年2月3日一部修正))