国立感染症研究所

SARS、MERS、COVID-19を含むコロナウイルス感染症に関する記事がWebサイト全体から集められて表示されます。

 

掲載日:2023年6月19日

第122回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(令和5年6月16日、厚生労働省)の報告による、我が国における新型コロナウイルス感染症の状況等についてお知らせいたします(第122回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード 資料1)。

英語版(準備中)

感染状況や医療提供体制の状況等

  • 新規患者数は、4月上旬以降緩やかな増加傾向となっており、5類移行後も4週連続で増加が継続している。
    (6/5~6/11の定点当たり5.11人、前週比1.12)
  • 地域別の新規患者数は、36の都道府県で前週より増加傾向にあり、沖縄県で感染拡大の傾向がみられる。
    (6/5~6/11の定点当たり18.41人、前週比1.17)
  • 全国の年代別新規患者数は、80歳以上を除き前週より増加傾向にある。
  • 変異株の発生動向について、XBB.系統の割合が大部分を占めており、特にXBB.1.16系統は増加傾向、XBB.1.5系統は低下傾向、XBB.1.9系統は横ばいとなっている。
  • 新規入院者数や重症者数は、いずれも増加傾向となっている(直近のデータほど過小評価となっている点に留意が必要) 。
  • 医療提供体制の状況について、全国的にひっ迫はみられないが、沖縄県の医療の状況には注視が必要。
  • 救急医療について、救急搬送困難事案数は、コロナ疑い、非コロナ疑いともに足元で増加となっている。
  • 夜間滞留人口について、5類移行後において、全国的に大きな増加はみられていない。



 

過去のデータ

 

新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる全国の系統別検出状況(.pdf)

2024年

2023年

2022年

2021年

 

新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる都道府県別検出状況(.xls)

2024年

2023年

 

民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる系統別検出状況(.pdf)

2024年

2023年

2022年

 

民間検査機関の検体に基づくゲノムサーベイランスによる各株・系統検出割合の推定(.pdf)

(注)新たな変異株が検出されるなどして各株・系統の置き換わりが認められる期間のみ掲載

2024年

2023年

2022年

 

<国立感染症研究所のゲノム解析の実施状況及びPANGO系統別検出状況>

国内におけるSARS-CoV-2ゲノム解析 全ゲノム解析数の累積・都道府県別内訳を記載 (.xlsx)

※2023年5月7日時点で終了

2023年

2022年

 

新型コロナウイルス ゲノムサーベイランスによる国内の系統別検出状況(.csv)

※2023年5月11日時点で終了

2023年

2022年

2021年

 

Copyright 1998 National Institute of Infectious Diseases, Japan

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