国立感染症研究所

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名古屋市における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行の評価:検査数・陽性数・陽性率および検査対象の層別化の重要性

(速報掲載日 2020/6/2)

感染症サーベイランスにおいては、感染の有無を確認するための検査体制や検査へのアクセスの変化等によって、流行状況に変化がなくても探知される陽性数が変動することがある(サーベイランスバイアス)。例えば、検査キットの普及や検査の保険適応等によって、検査数が増加し、その影響で陽性数が増加することがある。よって、感染症の流行状況(以下、トレンド)をより適切に評価するためには、陽性数の推移だけではなく、検査数の推移をまず確認し、さらに陽性数を検査数で除した陽性割合(陽性率)の推移を把握することも重要である1, 2)。ただし、検査対象が異なる集団(例:スクリーニングか治療目的の医療機関受診か、外来加療中か入院加療中か等)を含む場合、検査対象の集団の構成割合が大きく変化する場合など、異なる集団全体を合算した場合はトレンドの評価は困難になる。このような場合、検査対象者の層別化によって、特定の性質を持った集団ごとに検査数、陽性数、陽性率の推移を観察することが重要である。

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年6月2日改訂版)

別添  表. 状況、職種、活動種類に応じた COVID-19 流行時における PPE の使用例

 

【更新履歴】

2020年5月20日

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年5月20日改訂版)

別添  表. 状況、職種、活動種類に応じた COVID-19 流行時における PPE の使用例(2020年4月27日版)

2020年4月27日

 新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年4月27日改訂版:5月1日一部修正)

(2020年5月1日) 下記の箇所を訂正しました

  本文:プロパノール、イソプロパノール → 2-プロパノール
  表:病室、外来診察室での医療従事者 → 病室、外来診察室での医療従事者 (COVID-19患者及び疑い患者を診察する場合)
2020年4月7日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年4月7日改訂版)
2020年3月19日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年3月19日改訂版)
  • 「1)上気道の検体採取を実施する場合(鼻咽頭ぬぐい液採取等)」と「4 関係者が感染者であった際の対応について」を追加しました。
2020年3月5日  新型コロナウイルス感染症に対する感染管理(2020年3月5日改訂版)

 

 

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