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国内の抗真菌薬耐性白癬菌について

(IASR Vol. 45 p26-27: 2024年2月号)
 
はじめに

白癬は日常診療でよく遭遇する皮膚疾患であり, 足白癬の国内の有病率は21.6%(患者数は約2,500万人), 爪白癬は10.0%(約1,000万人)と推計されている。Trichophyton rubrumに代表される白癬菌(皮膚糸状菌)が白癬の原因真菌である。治療は抗真菌薬の外用または内服により行われ, アリルアミン系のテルビナフィン(TRBF)やアゾール系抗真菌薬などが使用される。

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IDWR(感染症発生動向調査 週報)

平成11年4月1日から施行された感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(以下「感染症法」という。)に基づき、感染症法に規定された疾患の患者が、全国でどのくらい発生したのかを調査集計しています。
また、過去のデータとの比較なども提供しています。

IASR(病原微生物検出情報)

病原微生物検出情報(Infectious Agents Surveillance Report:IASR)は、全国の地方衛生研究所と検疫所から送られる最新の病原体検出報告に基づき作成されるグラフ・集計表および速報記事と、定期刊行物である月報に掲載される特集・国内情報・外国情報記事を公表しています。


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